これからHR Techの話をしよう

今日は、日系メーカーの人事部で働いているものです。今は人事の業務がアナログからデジタルへ移る過度期だと考えています。HR Techの勉強をしつつ興味深いものはこちらにシェアをしようと思います。

ケーススタディ 〜メルク・アンド・カンパニー〜

はじめに

以前あげたre:Workに面白い記事がありましたので、早速紹介します。メルク・アンド・カンパニーという世界的な製薬会社が、どうやってHRデータを使うのかについて話しています。

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問題

従業員エンゲージメントについての調査を行っているが、人事の意思決定にあまり役に立っていないです。どのようにこのデータにより意味のあるものにするかが課題です。

解決策

データを広く計測して分析する方法から、優秀なチームを見て学ぶ方法に。

成功例を分析することで、実用性の高い提案を仕事の依頼相手にすることができました。

調査をより透明性の高いものに。

従業員に対して、この調査が意思決定にどう役に立つか、調査の際にしっかり説明しました。そうすることで、従業員がこの調査をより信頼し、考えを発信してくれるため、信ぴょう性の高いデータを得ることができました。

調査依頼の相手とコミュニケーションを密に

例えば、社内の1つの部署から分析をお願いしてきたとします。その部署の文化を理解するために、話を聞く必要があります。また、依頼者がデータ分析に対して、信頼してくれるようにするため、調査内容と目的を明示しなくてはいけません。

私の感想

当たり前のように聞こえますが、二番目の調査をより透明性の高いものにすることが重要だと思います。例えば、従業員に対して調査を行う際、

「この調査データは社内の分析に使用します。」

だけだと、従業員は少し不気味に感じると思います。

「この従業員の満足度調査データを用いて、最も従業員が満足/不満足に思う労働環境が何か、明確にして解決案を考えたいと思います。」

このように具体的な調査の理由を説明した方が、従業員もしっかり調査に答えます。

 

最後に

re:Workに載っている記事は実際のシーンなので、リアルな問題と解決策がとても興味深いです。これからも、習慣的にチェックしたいと思います。\