これからHR Techの話をしよう

今日は、日系メーカーの人事部で働いているものです。今は人事の業務がアナログからデジタルへ移る過度期だと考えています。HR Techの勉強をしつつ興味深いものはこちらにシェアをしようと思います。

HR techの用語集②

はじめに

前回の続きです。この記事でもたくさんの横文字の言葉を解説していきます。HRとして知っておく単語になり得るものです。

デジタルトランスフォーメーション

ITの浸透が人々の生活をより良いものに変えるという概念です。人事分野も同様にビッグデータなどの新しいIT技術を用いて、デジタルトランスフォーメーションが見込まれています。

デジタルワークプレイス

デジタル技術を用いた多種多様な職場のことです。例えば、インターネットを用いた在宅勤務やパソコン、スマホタブレットなどどの通信手段を用いても働ける職場環境のことをいいます。会社文化を考える人事は、職場のデジタル化を進める意識は今後より高まると考えられます。

アジャイルHR

仮説とデータを用いて、小さく組織の実験を行います。これを繰り返すことで、組織を少しずつ進化する人事の手法です。例えば、AチームとBチームを見たときBチームの営業成績が低いとします。データによるとBチームのコミュニケーションに問題が見つかりました。その際、1ヶ月間試用で新しいコミュニケーションツールをBチームに導入します。Bチームの営業成績の変化を実験的に観測します。こういった方法がアジャイルHRです。

タレントレビュー

直属の上司、人事部、経営層がメンバーの課題、強みやキャリアプランなどについて話し合うことです。通常では人事部と経営トップ陣が決める目標や評価基準に対して、各部門の考えがより反映できる利点があります。

リアルタイムフィードバック

プロジェクトの終了後など、その場で上司が部下に対してフィードバックを行うことです。より効果的なフィードバックを行える利点と、社内のコミュニケーションがより活発になることが見込まれます。

エンプロイーエクスペリエンス

従業員が会社で経験することです。仕事に対する満足度、心身の健康、会社の雰囲気の良さ等を包括した考え方です。人事はこれを向上させる努力をしなければいけないです。

最後に

以上で解説を終えます。個人的にはアジャイルHRの考え方が好きです。小さい実験を繰り返し、データをためていく方法は、人事においてとても有効だと共感します。