これからHR Techの話をしよう

今日は、日系メーカーの人事部で働いているものです。今は人事の業務がアナログからデジタルへ移る過度期だと考えています。HR Techの勉強をしつつ興味深いものはこちらにシェアをしようと思います。

Humananalytics101.com

はじめに

今までのHRTechはあまり専門的な内容をしていませんでした。今回シェアするサイトはより専門的な内容を扱っております。英語のサイトになりますが、扱っている内容はとても面白いです。

www.hranalytics101.com

Humananalytics101.com

プログラミング言語のRを使って、実際にどのようにHRのデータを分析または見える化をすればいいか提案をしています。段階的にわかりやすく説明をしているため、より技術的なHRテクを勉強したい人には、役立つサイトになっています。どうやら2人でサイトを運営しているようです。実際に内容を見てみましょう。

タレントマネジメントに用いるレコメンダシステム

www.hranalytics101.com

社員の能力を適切に伸ばすタレントマネジメントには、レコメンダシステムが有用であることを提唱しています。レコメンダシステムとは、お勧めする機能です。例えば、YouTubeのお勧め動画がこれにあたります。このレコメンダシステムには3つの分野で有効だそうです。

能力とトレーニン

強みと弱みが似た人材を1つのグループにまとめて、その弱みを克服するまたは強みを伸ばすトレーニングを提案するレコメンダシステムです。例えば、12人の人事の採用が効果的でないことがわかったとします。この、12人をまとめて採用のトレーニングをすることで、具体的に効果的なトレーニングが期待されます。

予測

上のは過去の実績や現在の能力で提案していますが、ビッグデータを用いて未来の予測に対して提案することもできます。例えば、ある人事の新人の採用能力が伸びそうだと予測されます、その予測に応じてトレーニングやキャリアプランを推薦することができます。

好み

従業員にはそれぞれ好みの仕事の分野があります。それぞれの従業員の好みに応じて、トレーニングを提案することで、従業員の能力開発意欲を伸ばすことができます。

例えばこれが、従業員を2つに分けて、別々にトレーニングを提案するときの例です。テストを2つ行い、その結果に応じ2つのグループに分けることができます(黒と赤)。両者に別々のプログラムを提案ができます。この場合は簡単な例で、優秀な人と優秀じゃない人の2つに分ける例です。

最後に

専門的なHRデータの分析をする時は、このサイトにいっぱいヒントが書いてありそうです。たくさん図がありますし、データ分析のテクニックを学ぶことができそうです。